日本国内から台湾へ渡航のための新型コロナPCR検査についてご説明します

※入国前に各国の措置が突然変更される可能性もありますので、検査前に最新の情報を在日の各国大使館や各国にあります日本大使館のホームページ、外務省海外安全ホームページなどでご自身でご確認ください。

経済活動再開に伴い、お仕事などでの海外渡航を行う方もいらっしゃるかと思います。すでに新型コロナ感染症に関する検査を入国に際して求める国もあります。台湾への渡航については、自費診療でのPCR検査および台湾が要求するPCR検査陰性証明書の作成が可能です。以下に解説いたします。

目次

台湾への渡航には、何が必要なの?

台湾は、これまで全ての外国人の渡航を制限してきましたが、2020年6月29日から観光を除く、ビジネスなどの渡航については制限緩和することとなりました。

台湾へ渡航するためには、事前に台北駐日経済文化代表処で特別入境許可を申請し、許可を得ることが必要です。その後、フライト時にフライト搭乗3営業日以内の新型コロナウイルス陰性を証明する英文証明書が必要となります。

台湾到着後、スマートフォンによる入国検疫システムへのオンライン申告などを行い、その後14日間の在宅隔離が行われるようです。在宅隔離については、台湾滞在3ヶ月未満の予定で、台北駐日経済文化代表処に事前に申請をすることで短縮することが可能でしたが、残念ながら日本国内の感染者数増加のために、日本はこの指定から外れてしまいました。そのため一律に14日間の隔離が求められます。詳細は台北駐日経済文化代表処ホームページをご覧ください。

台湾の求める陰性証明書には、何の検査が必要ですか?

台湾からの発表では、陰性証明書には新型コロナPCR検査結果陰性の記載が求められています。記載は英文と指定されています。

当然のことながら、PCR検査の結果、新型コロナウイルスに関連する症状の有無などを加えて交付いたします。

英文の陰性証明書は、いつ発行したものでもよいのですか?

台湾の発表では、台湾へのフライト搭乗日から3営業日以内に検査が実施され、発行されたものであるように指定されています。

陰性証明書には、検査日も記載することとなっております。

コロナPCR検査陰性の記載のある証明書があれば、入国はできるの?

PCR検査陰性記載のある証明書を携行していても、最終的には検疫官の判断に委ねられると考えられます。

加えて、入国後、14日間の在宅隔離を求められるとのことです。

検査はいつ結果が出るの?スケジュールはどうすればいいの?

海外渡航に関する新型コロナウイルスPCR検査結果を含む診断書がお渡しできるまでにかかる時間ですが、

  • 海外渡航に関するPCR検査は、検査翌日18-19時頃に結果が到着しております。
  • 再検査に回った方(約2%)も、ほとんどの場合、翌々日午前中に結果がクリニックに到着しております。
  • これを踏まえて、海外渡航に関するPCR検査は、ほとんどのケースで検査翌日の18時頃以降(土日祝日は田町院で17時半~18時の閉院まで)であれば診断書が受け取れるとお考え下さい。

しかしながら、当然のことながら正しく検査結果を判定することが最も重要であり、再検査に回るかどうか、再々検査に回るかどうかについては、医療機関側ではコントロールできません。 そのため、いつまでに結果が出る、ということを保証できないということはご理解いただけると幸いです。

以下のスケジュールで実施することをお勧めしております。

  • 渡航日の3日前:検査を実施(平日は19時、土日祝は17時までにお越しください))
  • 渡航日前日(検査の翌々日):17時頃、検査結果到着。その後、健康証明書を発行。受け取り(結果到着後すぐに発行致します)
  • 渡航日(検査の翌々翌日):渡航。フライトへ

予約は、どうやって取ればいいの?

web来院予約をお勧めしておりますので、ホームページから予約をお取りのうえ、ご来院ください。PCR検査に限ってはご両親のサポートのもと、お子様(0才児〜)も受けられます。

予約時間の5分ほど前に、お越しいただければ幸いです。

予約無しでご来院いただいたとしても、お待たせいただくことになる可能性はありますが、その日のうちに検査を行うことができます(検査のキャパシティは十分確保しておりますので、予約なしでも来院いただいてPCR検査を即日行うことは可能です)。

ご安心して来院ください

また、診断書を受け取るためのご予約は不要です。直接ご来院頂き、受付にお声がけください。入国に関わる重要な書類ですのでお渡しする際に、ご確認いただくために、原則ご本人がご来院ください。(紙でお渡しする必要があるため、メールでの送付はできません。確実にお渡しするために、郵送ではなく、ご来院頂くことを推奨しております。地方の方には郵送も可能ですので、ご依頼ください)

受診に必要なものは?

受診の際には、診断書に記載するスペルやパスポートNo.の確認のために、「パスポート原本」か、「顔写真のページの写真かコピー」を持参してください。

お支払い方法について

また企業との契約、請求書でのお支払い(20名以上の場合)、団体での実施なども可能ですので、後述の「企業・団体の方へ」をご覧ください。

19名以下であれば、ご本人が立替頂く形で窓口でのお支払いをお願いしております。会社を宛名にした手書き領収書の発行は可能です。

企業・団体の方へ

企業・団体との契約、20名以上の検査の請求書でのお支払い、団体での実施については、お問合せの上、担当者からのご連絡をお待ちください。

【企業・団体の方】自費での新型コロナウイルスRT-PCR検査について

自費診療でのPCR検査について

当初、患者様を優先して検査を行うため、自費の方には検査をお断りをしてきましたが、検査会社のキャパシティが十分確保されるという前提で、検査を受けることといたしました。

しかしながら、将来的に、第二波・第三波と新型コロナウイルスの感染拡大が拡大した場合は、当然のことながら、「症状がある方」「濃厚接触者の方」を優先して、検査を行わざるを得ません。

結果として、自費での新型コロナウイルスPCR検査が行えなくなる可能性もゼロでは有りません。
大変申し訳有りませんが、第二波・第三波の際には、患者様優先で検査を行うことをご理解頂くようお願い致します。

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